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2016年08月22日

頑張る涙

ご訪問ありがとうございます。あなたの物語応援ライターの ささきまりこ です。
何気なくテレビをつけると、オリンピックの様中五數學子が流れていた。
そのままボーッと見ていると、頑張る選手たちはもちろんのこと、応援する人たちも映し出される。
ある選手が涙ぐんで話す姿に、私の高校時代の記憶が蘇ってきた。
球技大会のバレーボールのコートの中。
相手チームは一学年上の先輩たち。
たった1歳しか違わなくても、先輩がとても大人で強く見えて、緊張しながらの試合を行っていた。
私のサーブがなぜだかバシバシ決まってしまい、相手チームの元気がなくなってきたとき、セッターにいるキャプテンと思われる人が、大きな声でこう言った。
「大丈夫!あんなサーブはたいしたことない」
と、私の方に強い視線を送ってきたbioderma 卸妝水
正直怖かった。怖かったけど、大好きなバレーボール。先輩だからといって手を抜いたりしたくなかったし、あんな言葉に負けたくなかった。
私をはじめとするクラスメイトたちは、一生懸命に頑張った。
あれからどんどん野次もとばされたけど、気にしないようにした。
そして勝った。
勝ったあとの次の試合。
あの野次を飛ばしていた先輩が、私の応援をしている。
わけがわからなかったが、うれしかった。
でもその試合は負けた。
その試合が終わると、先輩が駆け寄ってきて私に言った。
「すごいね~頑張ったね!」
その言葉に緊張が一気にほどけたのだろう。
涙がこぼれてとまらなくなった。
「ごめんね~変なことばっかり言っちゃって。大丈夫?泣かせちゃった?」
先輩のめちゃくちゃ優しい笑顔が私の泣き顔をのぞている。
泣きながら首を横に振っていると、先輩は頭を撫でてくれた。
人はみんないい人だ。
そう思った瞬間の一つだった。
オリンピックの映像で泣いていた選手。
張りつめていた気持ちが優しさに包まれた時だったのかなと思うと頭を撫でてあげたくなった。
あなたの物語応援ライター ささきまりこ



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